キムチには定番の白菜、大根のカクテキ、きゅうりのオイキムチ、チャンジャ、水キムチ…
などなどたくさんの種類があります。
スーパーでも色々な種類のものが並んでいて、どれを買おうか迷ってしまいますね。
今まではパッケージの見た目などで美味しそうに見えるものを買ったり、値段がお手頃なものを選んでみたり、なんとなく選んでいました。
発酵食品が健康や美容に良いからとキムチを食べることも多いのですが、最近発酵していないキムチ(非発酵キムチ)があることを知りました。
私はずっとキムチは全て発酵食品だと思ってました!!
非発酵キムチが体に悪いわけではありませんが、どうせ食べるなら発酵キムチを食べたいと思い、どうやって見分ければいいのだろうと調べてみました。
美容や健康のために発酵食であるキムチを食べているのに、これを知らないと損ですよ!
「発酵キムチ」と「非発酵キムチ」の違い
発酵キムチと非発酵キムチの違いは、その作り方にあります。
発酵キムチ
発酵しているキムチは、塩漬けした白菜などにニンニクや長ネギ、生姜などの薬味とアミやイカの塩辛を漬け込んで発酵させます。
発酵キムチには乳酸菌が多く含まれているので、腸内環境を整えたり、免疫力と高める効果が期待できます。
非発酵キムチ
非発酵キムチはキムチの味の調味料で野菜を漬けています。
キムチ風の浅漬けという感じ。
発酵させていないので乳酸菌はいません。
ただし、野菜がもつ食物繊維やビタミン類などは摂ることができるので体に悪いわけではありません。
発酵キムチの美容効果
- 腸内環境を整える
発酵キムチには豊富な乳酸菌が含まれています。
キムチの乳酸菌はヨーグルトなどの乳酸菌に比べて胃酸に強く、乳酸菌を生きたまま腸に届けることができます。
また白菜などの野菜に含まれる食物繊維も含まれているので、発酵キムチは腸内環境を整えるには最適な食材です。 - ダイエットをサポート
キムチに含まれるカプサイシンは代謝を上げてくれるので、ダイエットの強い味方になります。
また腸内環境が整い、便秘が解消されることもダイエット効果を上げることにつながります。
有酸素運動なども取り入れながら脂肪を燃焼させましょう。 - 美肌効果
乳酸菌や食物繊維で便秘が解消されれば、美肌につながります。
またキムチに含まれるビタミン類を摂ることで美肌効果アップも期待できます。
発酵しているキムチの見分け方
それでは、どうやって発酵キムチなのか非発酵キムチなのか見分ければいいのでしょうか?
見分ける方法は4点です。
これを知っていれば大丈夫!
①キムチくんマーク
韓国の伝統的な製法で作られていて、熟成発酵させているキムチにはキムチくんのマークがついています。
このキムチくんマークがあれば、間違いなく発酵キムチです。
②「熟成発酵」「乳酸発酵」
キムチくんマークがないものでも発酵しているキムチはあります。
「熟成発酵」「乳酸発酵」などの文字を探してみて下さい。
その文字があれば発酵キムチです。
③添加物
スーパーで無添加のキムチを探すのは難しいかもしれませんが、できるだけ添加物の少ないものを選んでください。
発酵キムチの原材料はシンプルです。
記載されている原材料の「/」スラッシュより下は添加物です。
/酸味料・調味料(アミノ酸)・香料・増粘多糖類・甘味料(アセスルファムK)・キトサン・ビタミンB1・カラシ抽出物・ホップ抽出物
/ソルビトール・調味料(アミノ酸)・pH調整剤・ビタミンB1・ユッカ抽出物・キトサン
/調味料(アミノ酸等)・酸味料・増粘多糖類・カロチノイド色素
/調味料(アミノ酸等)・甘味料(ソルビトール)
④発酵(酸味)の注意書きの有無
発酵しているキムチは日が経つと発酵が進んで酸っぱくなってきます。
発酵キムチには、そうした注意書きが記載されていることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
キムチには発酵キムチと非発酵のキムチがありますが、見分け方を知っていれば損することはありません。
「キムチくんマークの有無」
「熟成発酵や乳酸発酵などの記載の有無」
「原材料がシンプル・添加物ができるだけ少ないもの」
「発酵と酸味に関する注意書きがる」
ダイエットや美肌のためにキムチを食べている方は、この4点を注意してキムチを選んでみて下さい!!
コメント