肌の調子がイマイチに感じるとき、もしかしたら無意識の習慣が原因かもしれません。
エイジング世代の肌は、乾燥やたるみのサインが出やすく、日々の小さなクセがじわじわ影響します。
この記事では、知らず知らずにやってしまっている「老け見え習慣」をまとめました。
今日から少し意識を変えるだけで、肌の印象も変わるかもしれません。
① 洗顔で顔をゴシゴシこする

泡立てたつもりでも、つい力を入れてしまっていませんか?
摩擦は角層を傷つけ、乾燥や赤み、敏感肌の原因になります。
肌の表面には潤いを守る“セラミド”という成分がありますが、摩擦で簡単に流出してしまいます。
対策
- 洗顔は「泡でなでる」ように
- タオルは押さえるだけでOK
- スキンケア中も“触れるように”を意識
② スマホを見る姿勢&猫背

スマホを見ている時、下を向いて背中が丸くなっていませんか?
実はこの“スマホ猫背”が、フェイスラインのたるみを招く大きな原因のひとつ。
首の前にある「広頚筋(こうけいきん)」が引っ張られることで、あご下の皮膚がたるみやすくなります。
さらに、猫背になると血流が悪化し、顔のむくみやくすみにもつながります。
対策
- スマホは目線の高さで見る
- 胸を軽く開いて深呼吸
- 1時間に1回、首・肩を軽く回す
姿勢の意識も、立派な“アンチエイジング習慣”です。
③ 頬杖をつく

無意識にやってしまいがちな「頬杖」。
でも、片側だけに圧がかかることで顔の歪みやたるみ、片側ほうれい線の原因に。
対策
デスクワーク時は両手を膝の上に置くなど、物理的に“頬杖をつけない環境”を作るのがおすすめです。
④ 熱すぎるお湯で洗顔・入浴する

寒い季節ほど“熱いお湯”が気持ちいいですが、42℃以上のお湯は皮脂膜やセラミドを奪ってしまいます。
その結果、肌の乾燥やハリ不足、小ジワの原因に。
対策
- 洗顔・入浴はぬるま湯(36〜38℃)がベスト
- 入浴後3分以内の保湿を習慣に
⑤ 口呼吸になっている

日中や睡眠中に口で呼吸していませんか?
口呼吸は口まわりや頬の乾燥を招き、ほうれい線が深く見える原因になります。
さらに、口が開いたままだと顔の筋肉(口輪筋)が衰え、フェイスラインがたるみやすくなります。
対策
- 意識して鼻呼吸をする
- 寝る時は鼻呼吸テープなどを試すのも◎
【おまけ①】寝る向きが片側ばかり

うつ伏せや横向きで寝ると、顔の片側だけに圧がかかり、
“片ほうれい線”や“フェイスラインの歪み”を引き起こすことがあります。
さらに、枕の高さが合っていないと首や肩もこりやすく、朝のむくみや血色不良にも。
対策
- 仰向け寝を意識(枕は低め・頭から肩にフィットするものを)
- 横向きが落ち着く人は、左右交互にバランスを
「寝る姿勢もスキンケアの一部」なんて思うと、意識しやすくなりますね。
【おまけ②】カフェイン・アルコールの摂りすぎ

コーヒーやお酒はリラックスできますが、摂りすぎると利尿作用で体の水分が減り、乾燥やくすみにつながります。
特に夜のアルコールは睡眠の質を下げ、肌の再生を妨げることも。
対策
- コーヒーは1日2杯までを目安に
- アルコールを飲んだ日は白湯やお水を多めに
- 「飲みすぎた翌日は保湿を強化する」と決めておく
【おまけ③】鏡を見すぎてしかめっ面(笑)

「今日たるんでるかも…」「クマが目立つ?」
そんな風に鏡をのぞき込むたび、眉間にシワを寄せていませんか?
表情筋は“心の動き”をそのまま映します。
しかめっ面の癖が、表情ジワの定着につながることも。
対策
- 鏡チェックは「反省」より「褒める時間」に
- 鏡を見たらまず、笑顔を作ってみる
私もこれ、よくやってました(笑)。
でも、“笑顔チェック”に変えたら、不思議と気持ちも明るくなります♡
まとめ:「気づいた瞬間」が美肌の第一歩

無意識の癖は、誰にでもあります。
大切なのは、気づいた時に少しずつ直していくこと。
完璧を目指す必要はありません。
1日の中で“摩擦を減らす・姿勢を整える・呼吸を深くする”、
そして時々、自分にやさしい笑顔を向ける。
その小さな積み重ねが、未来のあなたの肌と心を支えてくれます♡

