眠い時や仕事に集中したい時に飲むことが多いコーヒー。
また仕事の合間に飲む一杯のコーヒーは気分を落ち着かせてくれます。
そんなコーヒーには抗酸化作用があることをご存じでしょうか。
コーヒーの抗酸化作用が老化の原因となる活性酸素を抑えてくれるとしたら、毎日の美容習慣に取り入れてみたくなりませんか?
女性であればいつまでも若々しくきれいでいたいと願うもの。
スキンケアに気を使ったりエステに通ったり・・・
けれど時には疲れてしまってスキンケアが疎かになってしまったり、金欠でお金をかけられないこともありますよね。
そんな時でもコーヒーを飲むことであれば簡単だし、ホッと一息つきながら美容効果を得ることができます。
またいつものスキンケアに加えて毎日の習慣として取り入れられるのもコーヒーの良いところ。
今回はそんなコーヒーの美容効果について記事にしました。
コーヒーの美容効果 その① クロロゲン酸
コーヒーには「クロロゲン酸」というポリフェノールが含まれています。
そのポリフェノールの量は赤ワインと同じくらい含まれています。
では「クロロゲン酸」にはどんな美容効果があるのでしょうか。
抗酸化作用
私たちは常に呼吸をしています。
呼吸によって体内に取り込まれた酸素が活性化されたものを「活性酸素」といいます。
「活性酸素」はウイルスや細菌などの感染を防ぐ免疫機能などに欠かせないものであり、私たちの身体には必要なものです。
しかし紫外線やたばこ、アルコール、過度なストレスなど様々な要因によって過剰に増えてしまうと健康な細胞を傷つけるなど健康や美容に悪影響を及ぼしてしまいます。
美容面ではシミやシワ、たるみなどの大きな原因になります。
また年齢を重ねることで活性酸素を分解する力が衰えてしまい増えやすくなってしまうんです。
できることなら増やしたくないですよね!!
そこで期待したいのが「クロロゲン酸」の抗酸化作用なんです。
抗酸化作用とは活性酸素を抑える働きのこと。
つまりコーヒーを飲むことで「クロロゲン酸」が活性酸素が増えすぎることを防いでくれて、シミやシワ、たるみなども防いでくれる効果が期待できます。
殺菌作用
コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」には抗酸化作用だけではなく殺菌作用もあると言われています。
なので肌荒れやニキビなどの肌トラブルにも効果的です。
ダイエット効果
「クロロゲン酸」には脂肪を燃焼する効果があります。
食後の血糖値の上昇を抑えてくれる働きと、肝臓や筋肉の細胞内にあるミトコンドリアを活性化することで脂肪の燃焼を促してくれます。
すでに蓄積された脂肪の燃焼にも効果があるようです。
また「クロロゲン酸」を12週間継続して摂取することで腹部の脂肪や体重、BMIなどが減少したという研究結果もあります。
抗酸化作用に加えて、身体に脂肪がつきにくくなる効果があるのは嬉しいですね。
コーヒーの美容効果 その② カフェイン
コーヒーと言えば「カフェイン」ですね。
眠気覚ましなど覚醒作用は知られていますが、コーヒーに含まれるカフェインにも美容効果が期待できます。
むくみを改善
「カフェイン」の利尿作用によって、不純物や老廃物が排出されることでむくみが改善されます。
顔のむくみが取れれば小顔にもなれるかも?
血色の良い肌
「カフェイン」の覚醒作用によって血流が良くなり血色が良くなります。
血色が良い肌になると若々しい印象になりますね。
ダイエット効果
「クロロゲン酸」と同様に「カフェイン」にもダイエット効果が期待できます。
基礎代謝が上がるため脂肪を燃焼しやすくなります。
「カフェイン」はリパーゼ(消化酵素)の働きを活性化させ脂肪を分解・燃焼する効果があります。
コーヒーの美容効果 その③ ニコチン酸
「ニコチン酸」・・・といってもたばこのニコチンとは違います。
ビタミンの一種であり、コーヒー以外だときのこやピーナッツにしか含まれず、若返りのビタミンとも呼ばれています。
傷ついた細胞を修復し、肌の老化を防ぐ効果があります。
コーヒーの美容効果を高める飲み方と注意点
様々な美容効果が得られるコーヒーですが、たくさん飲めばそれだけ効果が増えるわけではありません。
適量であれば美容にも効果的ですが、飲み過ぎてしまうと逆に身体に悪い影響を及ぼしてしまう可能性があります。
カフェインの過剰摂取
カフェインを過剰に摂取してしまうと必要以上に身体を興奮させてしまい、動機や血圧の上昇、イライラするなどの症状が出ることがあります。
またカフェイン中毒になってしまい、カフェインを摂取せずにはいられなくなってしまうことも。
カフェイン中毒から抜け出そうとしても、カフェインが切れた時に禁断症状で気分の落ち込みや倦怠感、疲労感やイライラなどの症状に悩まされてしまうかもしれません。
コーヒーの一日の摂取量の目安
カフェインの一日の摂取量の目安は400mgまで。
コーヒーカップにすると3~4杯です。
しかしお酒が強い人と弱い人がいるように、カフェインの感受性も人それぞれです。
コーヒーを一杯しか飲んでいないのに眠れなくなってしまう人もいれば、5杯飲んでも大丈夫という人もいるでしょう。
3~4杯というのは目安なので、自分の体調に合わせて減らすなどして下さい。
コーヒーをより効果的に飲むには?
- ポリフェノールは熱に弱いのでお湯の温度は80℃くらいが良い。
- 3~4時間ごとに一杯ずつ飲む。
効果がなくなる頃に飲むことで、クロロゲン酸の抗酸化作用を持続させる。 - インスタントコーヒーよりドリップコーヒーの方がクロロゲン酸の量が多い。
- 焙煎すればするほどクロロゲン酸の量が減ってしまうので、深煎りより浅煎りを選ぶ。
まとめ
コーヒーのクロロゲン酸には抗酸化作用があり、シワやシミ、たるみを防ぐ効果があります。
またクロロゲン酸とカフェインの相乗効果でダイエットにも効果的。
ただし飲みすぎると逆に身体に悪影響を及ぼすこともあるので、一日に3~4杯までにしましょう。
インスタントよりドリップ。
深煎りより浅煎り。
3~4時間ごとに一杯ずつ飲む。
コーヒーにはリラックス効果もあるので、リラックスしながら美容のためにもなるなんて嬉しいですね!
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