コーヒー専門店やカフェに入った時のコーヒーの香り。
コーヒーを淹れている時の香り。
その香りを嗅いだ時にホッとすると感じたことはありませんか?
仕事や家事の合間にコーヒーを飲みながら一息つく時間って、なんだかリラックスできませんか?
日々のストレスで疲れた心身を落ち着かせてくれるように感じませんか?
実はコーヒーの香りにはリラックス効果があるんです。
今回の記事はコーヒーの香りのリラックス効果についてです。
今までなんとなくコーヒーを飲んで落ち着くなーって感じていた方もこの記事を読んで、今まで以上にリラックスできるコーヒータイムを過ごしていただけたら嬉しいです。
また、読書にもストレス軽減効果があります。
そちらの記事も良かったら参考にして下さい!⇩⇩⇩
コーヒーでリラックスできる理由
香りでリラックス
なぜコーヒーの香りを嗅ぐことでリラックスできるのでしょうか?
それはコーヒーの香りを嗅ぐことでα波が出るから。
α波が出ることでリラックスすることが出来るんです。
α波とはリラックスしてる時に出る脳波のこと。
ストレス軽減効果や脳の活性化、身体の免疫力を高める効果があります。
それを実証したのが杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授らの研究グループです。
・コーヒーの粉末
・レモン油
・蒸留水
この3点の香りを嗅いだ時の脳波を計測したところコーヒーの香りを嗅いだ時のα波の数値が一番高かったことで、コーヒーのリラックス効果が実証されました
リラックス効果の高いコーヒー豆は?
また、被験者が数十秒ずつグアテマラ・ブルーマウンテン・ブラジルサントス・モカマタリ・マンデリン・ハワイコナの6種類の香りを嗅ぎ、その時の脳波を調べた結果α波が最も多かったのがブルーマウンテンとグアテマラでした。
一方で人の集中力を図る指標である「P300 」を測定した結果、集中力(情報処理能力)が高まるのがブラジルサントス・マンデリン・ハワイコナという結果に。
コーヒーにはリラックスする効果がありますが、種類によって集中力を高めることも出来ます。
集中力を高めることで仕事や家事など様々な場面での失敗などが減り、ストレス軽減にも繋がります。
焙煎度によるリラックス効果は?
焙煎度によって味にも違いがあります。
浅煎りであるほど酸味が強く、深煎りになればなるほど苦みが強くなります。
そして焙煎度によってリラックス効果に違いはあるのでしょうか?
実は浅煎りよりも深煎りの方がリラックス効果が高いのです。
その時の状況でコーヒー豆を選んで、ほっと一息つきましょう。
カフェインの鎮静効果
カフェインといえば眠気覚ましなど覚醒作用のイメージが強いですよね。
仕事で疲れた時には一杯のコーヒーを飲むことでリフレッシュできます。
飲み過ぎてしまって夜眠れなくなってしまったという体験をされた方もたくさんいることでしょう。
しかし適量であれば「リラックス効果」や「鎮静効果」「疲労回復効果」があります。
集中力を高めることで疲労を感じなくさせるのです。
コーヒーの飲み方・注意点
リラックス効果のあるコーヒーですが飲み方を間違えてしまうと、身体に悪影響を及ぼしてしまうことも・・・。
美味しいコーヒーを飲みながらリラックスしてほしいから・・・
だからこそ逆効果になってしまうような飲み方には注意してほしいです!!
朝一のコーヒー
私たちの身体には朝起きるとコルチゾールというホルモンが分泌され自然に目覚めさせてくれる働きがあります。
コルチゾールが分泌されるのは一般的に朝8時~9時がピークと言われています。
この時間帯は身体を目覚めさせるためにカフェインを摂取する必要はないのです。
このカフェインを必要としていない時間帯にコーヒーを飲んでしまうとカフェインが原因でコルチゾールの分泌を減らしてしまいます。
それを継続することでカフェインの耐性ができてしまい、カフェイン中毒になる可能性も。
また朝起きて「胃が空っぽの状態」でのコーヒーも胃痛や吐き気の原因になってしまいます。
コーヒーには胃酸の分泌を促進作用があるので、空腹時の摂取は胃の粘膜が荒れてしまう結果に。
食後に飲むなど、空腹時は避けましょう。
カフェインの過剰摂取
コーヒーを飲んで眠れなくなってしまったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
適量であれば眠気覚ましやリラックス効果を期待できるコーヒーも、飲み過ぎてしまっては身体にさまざまな悪影響を与えてしまいます。
カフェインは中枢神経に作用しますが、過剰摂取のより中枢神経への刺激が強くなると心拍数の増加、動悸や興奮、イライラする、頭痛やめまいなどの症状が出ることがあります。
またカフェインには中毒性があり、コーヒーなしの生活ができずコーヒーを飲まないとイライラしたり、頭痛や焦燥感、胃痛や吐き気などさまざまな症状が現れます。
一日何杯まで飲んでいいの?
一日のカフェインの摂取量の目安は健康な成人で400mgまで。
コーヒーカップだと一日3~4杯です。
ただし人によってカフェインの感受性は違います。
お酒が強い人と弱い人がいるように、カフェインに強い人と弱い人がいます。
一日3~4杯というのは目安なので、自分の身体に合った量を飲むようにしましょう。
まとめ
- コーヒーの香りを嗅いでα波が出ることでリラックスできる
- 最もリラックス効果が高いのはブルーマウンテンとグアテマラ
- 集中力を高めたいならブラジルサントス・マンデリン・ハワイコナ
- 浅煎りよりも深煎りの方がリラックス効果大
- 適量のカフェインで「リラックス効果」や「鎮静効果」「疲労回復効果」が得られる。
- 朝一のコーヒーは必要ない!
- 過剰摂取には気を付けよう!
- カフェインの一日の摂取量は400mg。コーヒーカップで3~4杯であるが、あくまでも目安なので自分の適量を知り、自分の適量を摂取すること。
以上。コーヒーの香りのリラックス効果についてでした。
皆さん、美味しいコーヒーとコーヒーの良い香りに包まれて素敵なコーヒータイムをお過ごしください!
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